建築の学位を修了したばかり、或いは建築へ転向しようと考える場合、これは経験のない人が建築の仕事を得る為のヒントになります。
この役割は伝統的に「インターン」と呼ばれますが、呼び名は変更される可能性もあります。私は「インターンシップ」と呼びますが、これにはとても広い定義があるのです。
あなたの建築の就職活動を手助けするために、 私は建築の履歴書、カバーレター、複数のアプリケーション文書を含む、無料リソースのメガパックを作りました。
キャリアコーチングと個人的な経験から、私が見つけた、建築業の経験が殆ど無い人が仕事を得るためのトップテクニックを紹介します。
＃1ブレイクシート（経験無しの）を作成する
就職活動を始める最初のステップは、自分自身を知ることです。ブレイクシートを作成する事は、学校を卒業する時の一般的な作業であり、プロの雇用者に自分が何を提供できるかを見極める方法です。
ブレイクシートはあなたの価値をすべて網羅したリストです。これは、建築の仕事の経験が殆ど無い、又は全く無い人にとって特に大事です。
無関係な分野（レストラン業務でのチームワーク、建設での他の経験、その他）、および/又は学術的な経験から得た事も、シートに入れてください。
ブレイクシートはあなただけが見るものですから、思いつく全てを恐れず書いて下さい：
・今までにやった事のある全ての仕事をリストアップする（又、建築に関係するか無いか）
・今までにやった全てのプロジェクト（学校や専門職）
・取得している、又は過去に持っていた全ての専門的資格
・取得した全ての学位
・参加した全ての継続的な教育クラスやセミナー
・参加している、又は過去に参加したプロフェッショナルな関係
・あなたが住んでいた/訪れた場所
・あなたがしたスケッチ/図面
・レンダリングやフォトショップの仕事
・参加したボランティアの仕事
・デザインコンテスト
・あなたが解決した課題/問題
ブレイクシートは継続的に更新する個人情報として保管しておくべきです。そして全てのリストから、あなたが応募する仕事に最も関連性のある経験の集まりを作ります。
このショートリストは、履歴書を作成する際の経験のバスケットとなります。たとえばデザインクラスのおもしろいプロジェクトやコンペに参加したなら、履歴書のハイライトとして書くのです。
親戚の家の改装を手伝ったら、それは効果的かつ関連性の高い履歴として活用できます。
私は応募する全ての企業に向けて、下書きから履歴書を作成します。これを言うと、多くの人々は嘆きますが、私はあなたが望む建築の仕事につけるように助け、あなたの週末が暇にならないために言っているのです。
＃2建築経験が無い？大きく考えて
中規模から大規模の建築会社には、インターンプログラムがあります。このプログラムは期限がある（通常は春）ので、時期やオファーに意識を向けていて下さい。学生はよく学校が終わるのを待ってから応募しますが、6月に応募するのでは遅すぎます。
インターンは夏にフルタイムで働きます。時にはパートタイムのインターンシップが学年中にもあります。全てのインターンシップには給料が出ます。 学校のカリキュラムにもよりますが、学業の単位にもなります。
夏のインターンの仕事を、そのままパートタイムジョブにすれば、履歴書を構築するのに最適です。
大学の2年間にパートタイムもこなしていれば、卒業時には好ましい仕事に就くことができます。
個人的には、学校の単位の為以外なら、殆どのインターンシップには給料が支払われるべきだと思っています。それでも、最後の手段として未払いのインターンシップも、ありです。
＃3建築経験が無い？小さく考えて
殆ど又は全く経験無しの人が建築の仕事を見つける時は、率先する事が重要です。
私がやった最初の建築インターンシップは、大学3年目の夏に住んでいた小さな町でした。振り返ってみると、私はもっと早くその事務所に入るべきでした。そこは3人の会社で、文字通り町で唯一の建築事務所でした。
早春の頃にその事務所に行って、インターンが必要かどうかを尋ねたのです。彼らはフルタイムで雇う十分な仕事は無いし、私のためのコンピュータも無いと言いました。
しかし、私はフルタイム（建築とは無関係）を確保してから、こちらの事務所でパートタイムでも良いと伝えました。それから暫くしてコンピュータの1つを私も使えることになりました。
彼らの合意の上、私は本業の後の数時間を、あいているコンピュータを使ってモデルの構築をすることになりました。
システムは本当にうまく機能し、私の専門的な履歴を作るのに役立ちました。積極的にポジションを獲得することが非常に重要で、あなたのオプションをオープンにしておき、拒否されるのを気にしないで下さい。
建築家とは一般的に素敵な人達で、若い建築家がそのキャリアに取り組む事を、とても喜んでくれます。我々皆がそこにいます。
もし尋ねた人が、あなたの為にポジションを持っていないなら、他に人手を探している雇用主を知っているかどうか尋ねてみてください。建築のコミュニティはしっかり繫がったコミュニティなので、助けが必要な知人がいるかもしれません。
これらのヒントが、あなたが建築の仕事を得るのに役立てば幸いです。 経験は必須ではありません。